01. 目次
02. サービステクノロジー室とは
―――まず、サービステクノロジー室について教えてください。
サービステクノロジー室は事業本部に所属しており、ネクソン日本法人におけるIT全般をつかさどっている部門になります。オンラインゲームの商用システムでは開発系と基盤系のエンジニア、社員向けの業務システムでは情報システム系のエンジニアが活躍しています。
開発系の部署では、インゲームのイベント開発、ポータルサイト、公式サイト他各種ウェブサイトの開発、関連するバックエンドシステムの開発、ゲームデータの分析他、多様な開発系業務を行っています。C#での開発スキル、データベースのエンジニアリングスキルを駆使して、サービスの開発・運用を行っています。
基盤系の部署では、ネットワーク・サーバーインフラストラクチャーの設計・構築・運用・保守から、OS・各種ミドルウェア・ゲームサービスの管理・運用とインフラの広範囲の業務を行っています。AWSを中心としたクラウドインフラストラクチャーのスキル、Windows/Linux OS・データベース/キャッシュ・ゲームプロセスのスキルを駆使して、サービスの管理・運用を行っています。
情報システム系の部署では、オフィスのネットワーク、サーバー、各種業務系システムの運用・管理、PC・各種ソフトウェアの管理、ヘルプデスク、IT購買・資産管理等の社内IT環境全般の業務を行っています。広範囲の社内情報システム系のスキルを駆使して、社員のIT環境の効率化・生産性向上のための業務を行っています。
03. 室名が体現する『Vision』
―――サービステクノロジー室全体としての「VISION」を教えてください。
サービステクノロジー室におけるビジョンは、「事業におけるタイトルのサービス運営であり、テクノロジーによってお客様に進化する楽しさを提供する」ことです。
サービス運営に懸けるサービスマンシップと技術力の2本柱をもって業務を遂行するべきであるという考えからサービス+テクノロジーという組織名称にしました。
このビジョンとフィロソフィーをベースにテクノロジーを駆使してお客様や社員に「進化する楽しさ」を提供したいと考えています。
―――ビジョン実現のために意識していることはありますか?
とにかくユーザーがどう感じるかを軸にユーザー目線で業務を行っています。
我々が担っている業務においてはエンドユーザーの目に直接触れない部分も多いですが、このサービスを支えている一員であるという意識を常に持つことでより良いサービスを提供できると思っています。
―――「進化する楽しさを提供する」というお話がありましたが、それは何を基準に判断していますか?
それは、事業と共同の成果物にはなりますが、やはりゲームの売上含むKPIですね。エンジニアであっても常にKPIを意識することは大事なことだと思いますし、我々のビジョンの体現はKPIにも現れると考えています。
特にサービステクノロジー室ではそれぞれのチームで各メンバーがゲームタイトルに紐づくタイトル担当制になっており、裁量も大きいので個人の成果が見えやすくなっています。
04. ネクソンでのエンジニアのキャリアについて
―――ネクソンでのエンジニアのキャリアについて教えてください。
基本的に中途入社者がほとんどで、入社する方のバックグラウンドに応じて業務をお任せする形になります。中途入社者がほとんどですが、全ての人が即戦力の方ではありません。むしろ、入社して身に着けていただくスキルが多い方の方が大半です。
その時点での技術力だけでなく業務範囲やスキルを広げる向上心があるかどうかも重視して採用しています。
スペシャリストとして1つの分野を極めるか、管理者としてマネジメントをするのかによってもキャリアステップは異なります。
そもそもネクソンは少数精鋭の部隊であり、タイトル担当制でアサインされているため、その時点でそのプロジェクトの中での裁量をかなり大きく持つことになります。なので、上流工程である要件定義・仕様策定・設計やスケジュールを自分で考えて判断することが多く、成長スピードも早くなります。
また、業務改善や新技術導入のためのプロジェクト起案などは自由にできるため、認められれば自分発信のプロジェクトを立ち上げることもできます。
チャレンジが推奨されるネクソンでは自分次第で色んな成長をすることが可能な環境です。