インタビュー

海外出張|テイルズウィーバー:Second Run運用担当者のゲームに対する強い想いから叶った長期出張とは?

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ゲーム会社で海外出張というと中々イメージできない方も多いかと思います。

ネクソンでは韓国で開発をし、日本でカルチャライズ、運用を行っている中で、パブリッシャーである日本の運用側が韓国へ出張をするという機会があります。

そこで、前回に引き続きこれからリリースされる「テイルズウィーバー:SecondRun」運用担当のHさんに、どんな海外出張になったのかをインタビューしてきました。

01. より日本向けのゲームにしたいという想いで叶った長期出張!

―――4か月ほど前に韓国のネクソンに出張をされていたと思いますが、今までネクソンコリアへ出張をしたことはあったのですか?

 

今までは、二泊三日ぐらいの短期出張であれば行ったことはありました。

 

―――今回はどれぐらいの期間出張されていたんですか?

 

今回は、4月中旬から6月末にかけて、だいたい40日間ぐらい行っていました。

 

―――ちなみに、どういった経緯で長期出張が実現したのでしょうか。

 

開発は韓国で、運用は日本の為、当然、文化やゲームの好みなど、違う部分が多くあって、もちろんメールやデータの共有で行える部分はあるんですが、「日本を重視して作りたい」「日本向けのゲームに近づけたい」という思いが強く、よりスピーディーに細かく日本はこういうゲームが好まれている というのを開発全体に伝えにいくことを目的に行きました。

 

―――1か月を超える出張期間というのは珍しいですよね!「行きたい」という希望を出されたのですか?

 

そうですね。
短期的な出張なら、コロナ禍前には何度かあったのですが、どうしても2泊3日とかだと、夜の便で到着して、翌日からミーティングが続いてトンボ帰りのような感じだったので、ちょっとした情報交換で終わってしまっていたんですね。
今回は、より日本向けのゲームにしたいという想いが強く、細かいニュアンスの仕様部分やこちらの想いも伝えたかったので、行けるなら行かせてほしいと希望を出しました。

 

―――そうだったんですね!開発側とは長いお付き合いになりますし、実際に顔合わせて想いが伝えられるのは大きいですよね。

 

とても有意義な出張になりました。

02. 「サジュセヨ」と「いい出会い」

―――テイルズウィーバー:SecondRunチーム以外の方とも会えましたか?

 

テイルズウィーバー:SecondRunチーム以外にも、以前担当していたタイトルの担当者と食事に行ったりもできたので、直接会ったことがない人にも会えたのはうれしかったです!
最終的には「サジュセヨ(おごってください)」と言える仲にまで、みなさんと親交を深めることができたのは、直接会えたからこそですね!

 

―――実際に業務面、生活面で長期出張をするにあたり大変だったこと、困ったことなどありましたか?

 

業務面でいうと、今までは開発側にはメールでのやりとりが多く、連絡を取り合う人って決まっていて、それが出張では良い意味で色んな開発側の方と直接やりとりができるという反面、少し苦労したところはみなさん名前が似ているのもあって覚えるのが大変でした(笑)
その他は、出張に行っている間の日本のメンバーとは、今まで在宅ワークをしていたので、スムーズにコミュニケーションをとりながら仕事を進めることができていましたし、大きく大変だったことはなく、逆に出張に行って「やりやすい」ということのほうが多かったです。
生活面でも特に困ったことはなかったですが、挙げるとすると、ひとりで食べに行くご飯屋さんが少なかったところぐらいですかね。

 

―――名前を覚えるのは大変そうですよね、、ただ、業務面でもやりやすいというところが多かったようですが、また行ってみたいですか?

 

状況にもよりますが、みなさんにプレイしていただいた先行プレイのフィードバックのデータを持って再度行けるといいなと思っています。

 

―――今後もチーム単位で長期出張ができるといいですね。

 

開発環境で「どう作られて、どう動いているのか」というのは短期でいくと見えない部分なので、長期でいくことで、どのチームがどのチームに指示して、どう改修されていくかの流れもみることができるので、一度は体験してみてほしいなと思います。

 

―――業務外でも何か思い出に残ったできごとはありますか?

 

そういえば、いい出会いがあって、よく足を運んだコンビニに、日本語が話せる韓国人の方がいて、週末になると、「今週も元気ですか?」とおしゃべりをしに通っていました(笑)
一時的に韓国にいるそうで、近いうちに日本に戻るとのことだったので「日本で会いましょう!」と別れたのですが、、、
実は、連絡先を交換するのを忘れてしまいました(笑)
 
―――なんと!それは、日本でバッタリとロマンチックな出会いになったりして、、(笑)
充実した長期出張になったようですね。これからは、テイルズウィーバー:SecondRunの正式リリースに向けてさらに忙しくなりますね。

 

先行テストを実施したので、お寄せいただいたユーザーのみなさんの声を、しっかりフィードバックし、正式サービスに繋げていきたいです。かなり忙しくはなりますが、やりがいのあるところなので、しっかりやっていきたいと思っています!正式サービス開始を楽しみに待っていてください

 

03. 最後に

―――ネクソンで働く魅力を教えてください。

 

わたし自身が、ネクソンのゲーム(TW、メイプルストーリー)をプレイして育ってきたので、素直にそこで働けているのがうれしいし、とにかく社員みんないい人です!
今までプレイヤーとして与えられていた楽しさや喜びを今度は自分がプレイヤーの皆さんに楽しさや喜びを提供できるのはやりがいであり、ネクソンにいる理由です!

 

Hさん、前回に引き続きありがとうございました!

開発が海外にあるネクソンでは海外との連携は日常茶飯事ですが、直接開発現場を見て、話しをすることで新しい発見もあったようですね。

2回にわたってHさんにお話をお聞きしてまいりましたが、次回はまた違ったテーマで記事を作っていきたいと思います。

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インタビュー:F

 

 

テイルズウィーバーとは
国内外300万部以上の売り上げを達成したファンタジー小説、「ルーンの子供たち」を原作に、小説に引けを取らない重厚なストーリーと美しい世界観、多様なキャラクターで公開から今年で18周年となる今でも皆様に愛されているゲームです。
テイルズウィーバー:Second Run」は「テイルズウィーバー」のコンテンツとグラフィックを基に、原作のストーリーおよび革新コンテンツをモバイル環境に合わせて調整し、日本ユーザー向けに開発された、”どこでも楽しめる”「テイルズウィーバー」に生まれ変わりました。
 
≪本作の注目ポイント≫
① 戦闘の新要素(共闘/スキル)を追加
② キャラストーリーやパラレルストーリーを追加
③ 音楽やグラフィックを全体的にリマスター

 

その他のHさんの記事はこちら
「リリース準備中に聞く テイルズウィーバー:Second Run運用担当の想いと今後について」

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