01. 目次
02. 総務チームについて
―――まず、総務チームについて教えてください。
総務チームは経営支援部 経営支援室という室に紐づいたチームになっており、私は経営支援室の室長と総務チームのリーダーを兼任しています。
メンバーは男女2名の社員と派遣社員の方の3名です。
主な業務としては備品や機器、WFシステムなどの管理・購買やオフィスのファシリティ管理、株主総会や忘年会など社内イベントの企画運営、その他福利厚生や海外出張手配・郵便など多岐にわたっています。
―――業務範囲が広いですが、チーム内ではどのように業務配分を行っているのでしょうか。
業務によって専任担当として付けているものもあれば全員で行っているものもあります。
理想はメンバー全員がジョブローテーションですべての仕事を経験し、全員がすべてのことができるような形で業務配分を行いたいと思っていますが、今はリソースの問題やローテーションの期間もあるため、まずは適性を見て得意な仕事を割り振っている状況です。
―――チームの雰囲気を教えてください。
1日の3分の1は仕事をしているので、楽しく仕事をしようとメンバーには言っています。そこが楽しくないと人生もったいないですからね。もちろん仕事上の楽しいの定義は人それぞれなので全員が楽しく仕事ができることって難しいことだと思いますが、それを目指して仕事をすることは大事なことだと思っています。
また、お互いに遠慮はしてほしくないので社歴や年齢にかかわらず言いたいことが言えたり、相談しやすい環境になるようには意識していますし、そういう雰囲気にはなっていると思います。
総務という仕事において社員の皆さんから気軽に相談しやすいチームであるべきだと思うからこそ、自分たち総務チーム自体もそういう雰囲気で取り組んでいます。
03. 「Vision」と「Value」について
―――次に、総務チームの「Vision」ついて教えてください。
全てのステークホルダー(経営・社員・取引先・株主など)に対してより良い環境が提供できるように各自が自分でしっかりと考えて、戦略的に物事を考えて実行していく組織になっていくことです。
とはいえ、一般的に良いか悪いか、正しいか正しくないかという単純な判断軸ではなく、言うべきタイミングやネクソンにとってはどうなのかということも含めてしっかりと考えていくことが重要だと思っています。
(人事F)たしかに、一般的なあるべき論とネクソンにとってのどうあるべきかって全然違いますよね。
そうなんです!今のネクソンのすべてのステークホルダーにとってどうあるべきかという視点で考える必要があると思います。
―――総務チームの「Value」とは何でしょう?
1つ目はステークホルダーに対してバランスの取れた業務遂行を意識することです。
経営に100%寄せる等どちらかに偏って仕事をしないようにしています。
2つ目は、総務は社員に近いので社員の感情に寄り添いすぎてしまうこともあるかもしれませんが、そうなると全体で不公平感が出てしまい、論理的思考ができなくなってしまうので、そうならないように意識しています。
3つ目は、社内外にアンテナを張っていくことです。総務で行っていることが全て最適解ではないかもしれないし、今は良くても1年後には変わっているかもしれないので常に最適解を求めて情報収集をしていくことで引き出しの数を増やしています。
最後に、0回答をしないということです。
ステークホルダーに対して時にはNGを言うことはありますが、代案を出してできることを伝えるように努力しています。
04. ネクソンの総務の難しさや求められるものとは
―――ネクソンの総務をやっていて難しいと感じることはありますか?
基本的には答えや基準が明確にないということですね。法令上やらなければいけないことだけをやるのであれば正解はあるかもしれませんが、そうじゃないことの方が多いので難しいと感じることはあります。
総務の一大イベントである忘年会も社員からの期待値が毎年上がっているので答えがない中で進行しています。
―――ネクソンの総務として求められることは何でしょう。
色々ありますが、話しかけられやすい、相談しやすい人であったり、物腰が柔らかく柔軟性があることは求められると思います。
また、社内にパイプを持つことは凄く大事なことだと思っていて、業務や改善のヒントを得るためにメンバー全員で色んな社員とのパイプを持つように意識しています。