―――まずは主な業務を教えてください。
法務チームのリーダーとして契約審査やゲームの仕様のコンプライアンスチェック、知的財産管理、株主総会や取締役会等の運営、株式の管理等を行っています。幅広い法務業務を1チームで扱っているので、チーム内で業務をローテーションさせて、ゆくゆくは全メンバーが全ての業務の対応が出来るようになることを目指しています。
―――縦割りではなく幅広い業務に関わることが出来るのが、ネクソンの法務チームの特徴ですよね!
ゲームの仕様のコンプライアンスチェックというのは、具体的にどういった部分を見ていくのでしょうか。
ゲームのプレイ前にはユーザー様に利用規約に同意して頂くのですが、その規約の内容や同意手続が法に沿ったものになっているか、ゲームのコンテンツ、イベント内容、ガチャの仕様が資金決済法や景品表示法等の法律に反していないか、その他にもキャンペーン時の景品額が法律の範囲内に納まっているか等を確認していきます。また、法律の範囲内で、どれだけ楽しく魅力的な仕様がつくれるか、という相談も受けています。
―――なるほど。そういった面からゲームを支えていらっしゃるのですね。
新しいタイトルもそうですし、イベント等もリリース日が決まっているなど対応にかけられる時間が限られていると思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。
その通りです。特にモバイルゲームのビジネススピードは速く、それを法務確認で遅らせてはいけないと思っておりますので、依頼にはなるべく速く対応するよう心がけています。
―――そもそもゲーム会社の法務はゲームに詳しくないと難しいと思うのですが、Mさんはもともとゲームがお好きだったのですか?
ゲーマーといえるほどではないですが、やはりゲームには親しみがありましたので、働く場として良い選択だったと思っています。
法務は自社の製品をよく理解している必要があります。ネクソンの場合、ゲーム内容の理解が不十分であると他部署とのコミュニケーションも取りにくいですし、本当のリスクを見抜くことも出来ないと個人的には考えていますので、自社のゲームはやり込むようにしていますし、必要に応じて他社様のゲームにも触れるようにしています。
―――ゲームを理解するためには、やはりプレイすることが一番ですね!
業務をされる中で、やりがいを感じる瞬間というのはどういった時ですか?
やはり、自身が携わったゲームがリリースされる時は嬉しいです!
―――確かにそれは嬉しいですよね!
では、長く働かれてきた中でMさんが思うネクソンの良い所とはどういったところでしょうか。
人が良くて働きやすい点と、法務としては海外法務も含め、契約法務から商事法務に至るまで幅広い分野を経験出来る点が良いと感じています。
―――最後にネクソンに入ってくる方へメッセージをお願いします。
グローバル、且つ上場企業で幅広い業務を扱える点が魅力だと思います。法務として幅広いキャリアを積むことが出来るので、ご自身の可能性を広げたい方は是非一緒に頑張りましょう。
スペシャリストとして法律の観点からゲームを支えていらっしゃるMさん。法務の視点でゲームをプレイされているお話が印象的でした!
@ライターA
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