ブラックの噂が多いゲーム業界ですが、全部がブラックではありません。
ゲーム業界がブラックと言われている理由は2つあります。
■長時間勤務
ゲーム制作には繁忙期があり、納期が短い場合や納期間近は、間に合うように忙しく、残業や休日出勤が発生しやすくなります。
また、大幅な仕様変更や突然の仕様変更も長時間勤務の原因です。
近年は働き方が見直されており、業界全体でも残業や休日出勤が減少しています。
フレックスタイム制やテレワークの導入、完全週休二日制や有給取得の推奨など、労働時間や環境の整備を行っているゲーム会社もたくさんあるのです。
■人材不足
成長産業であり、参入障壁も低く中小・ベンチャー企業が多い業界でもありますのでゲーム業界は現在人手不足です。
ゲーム業界は日々アップデートされており、最新情報はもちろん、ユーザーの反応を常に気にかけなければなりません。
ITの技術革新も目覚ましく、勉強し続けなければいけない面もあります。
「ゲームが好き」という気持ちも大切ですが、何より努力し続けることが重要な業界です。
ゲームが好きでゲーム会社に就職したものの、ゲーム業界ではない会社へ転職する人も多くいます。
また、多くのゲームはリリースして終わりではありません。
ユーザーに楽しみ続けてもらうため、安定した運用の他にもたくさんの工夫を凝らしています。
大小さまざまなアップデートやイベントの開催など、人手が常に必要です。
人材不足が長時間労働の原因の1つであることも否定できません。
人手不足の対策として、福利厚生の充実や研修制度に注力している会社もあります。
ゲーム業界の会社全てがブラックではありません。
どの業界でもブラックな会社が存在しますが、ゲーム業界にもホワイトな会社がたくさんあるのです。
転職するなら、ブラックなゲーム会社は避けたいですよね。
次章では、ブラックなゲーム会社の見極めポイントを紹介します。