ゲーム業界の市場規模は日々拡大中です。
業界動向サーチによれば、ゲーム業界は9年前の2013年から継続して毎年成長を続けています。
特に新型コロナウイルスによる外出自粛が影響した2020年には、ステイホームで楽しめるゲームの需要が跳ね上がりました。(参照 業界動向サーチ「ゲーム業界の動向や現状、ランキングなど」:https://gyokai-search.com/3-game.htm)
ゲーム業界は大きく以下の3つに分けられます。
■家庭向けゲーム
Nintendo Switch(任天堂)やPlayStation5(ソニー)に代表される、ゲーム機本体を購入して遊ぶタイプのゲームです。コロナ禍の巣ごもり需要で爆発的に売れました。
■スマートフォン向けゲーム
スマートフォン向けゲームには、ブラウザでプレイするタイプとアプリのダウンロードをしてプレイするタイプがあります。
2020年の総務省の調査では、世帯の情報通信機器の保有状況として、「モバイル端末全体」(96.8%)のうち、86.8%がスマートフォンでした。(参照 総務省「情報通信白書 令和3年版」第2部 基本データと政策動向:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd242110.html)スマートフォンの普及率が高く、幅広い世代で利用人口も多いため、スマートフォン向けのゲームの利用者も増加しています。
■PC向けゲーム
PC向けゲームも、ブラウザでプレイするタイプとゲームソフトをインストールしてプレイするタイプがあります。
コロナ禍でのテレワークやオンライン授業など、自宅でPCを使うために、高スペックのPCや安定したインターネット環境がある世帯も増えました。
家から一歩も出ずに、友人知人や世界中の人々とインターネット上で疑似的に会えるMMORPGやメタバースのように、遊ぶだけでなくコミュニケーションの場にもなるオンラインゲームは、技術革新とウィズコロナの現状も相まって大きく成長しています。
インターネットやPC、スマートフォンの普及によって、気軽に始められるゲームは、暇つぶしから趣味、e-スポーツのようなプロの仕事として、世界中の老若男女に需要があるのです。
次章では、ゲーム業界の将来性を見てみましょう。